こんにちは白井ですo(`ω´ )o
3/7に開催されたベトナムのプロックチェーンウィークに参加してきました〜_φ( ̄ー ̄ )
多くのディベロッパーの方々や投資家様など参加されており非常に盛り上がっていました!
当日は、2千500人が参加されていたそうです。
ブロックチェーン業界と特にこの、アジアでの勢いを感じました!
全部は載せきれないと思うので、アヤの独断と偏見でw気になったり印象に残ったところをピックアップしてレポート記事書かせていただきます( *`ω´)
スピーカーの面々が豪華!
KEY SPEAKERSとして乗っていた5人の面々はもう言わずと知れたブロックチェーン業界を引っ張っている超大物メンバーです!
他にも多くの有名なスピーカーの方々が参加されておりましたので、詳しくは上記画像のURLからご確認ください。
このように、現在のブロックチェーン業界を作ってきたと行っても過言ではない方々の生の声や考え方、今後のブロックチェーン業界の話などを聞けるなんてこんな素晴らしいことはないですよね( ˊ̱˂˃ˋ̱ )
ディスカッション:財政パラダイムを変えるブロックチェーン
ブロックチェーンは大きなフィンテックの代名詞ともなっていますね。
必然的に世界の主要銀行の66%が今後4年間にブロックチェーンを導入することになるといわれています。
金融システムとモデルの変革にどうブロックチェーンが関わっていくのかということにフォーカスして話されていました!
- 銀行の仮想通貨の扱いについて
結論から言うとまだまだ統制していく必要があるという感じでした。
資産をきちんとおけるようなシステムの構築や法整備等まだ整っていないので、これからしていく必要があるということでした。
2. ブロックチェーンの恩恵について
現在の支払いのプロセスはとても複雑であります。
例でモバイルバンキングが上がっていましたが、モバイルバンキングではすぐに複数の支払いがを可能にし、ストレスなく取引が行えます。
これにもしブロックチェーン技術が加われば、透明化して資産が見れるだけではなく、ブロックチェーンの特徴である分散化の取引、つまり仲介者を通さずデジタル資産を送ることができるようになります。
これが私たち利用者の最大のメリットであります。
これを実現するために必要なのは「統治されたシステム」ここに信用がつくということですね。
そしてさらに現在ではこの統治されたシステムをどう「実装」していくかというところに世の中の見方が変わってきているとも話されていました!
現実にブロックチェーン技術が利用される日が近づいてきていると感じられるセッションでした(๑╹ω╹๑ )
ディスカッション:法制化とブロックチェーン
このセッションではブロックチェーンの法制化について話されていましたが、日本の事例が多く出ていたので、とても印象に残りました!
(日本語訳↓)
ブロックチェーン規制当局
・中央政府と省庁
・金融行政と金融当局
・証券取引所
・中央銀行
・保険機関
・税金と税関当局
・個人データ委員
ここではどのような規制当局があるかということについて紹介されていましたが、みなさんの見覚えのある「金融庁」のマークがありますね!
日本では最近はコインチェックのハッキング騒動などもあり、金融庁と聞くことが多くなりましたが、ベトナムのスクリーンでも映し出されて例として紹介されていたので、日本の行政機関の暗号通貨への対応は割と世界的に見ても早く動いているのかなと感じました。
こちらは日本の資金決済法について、紹介されています。
こちらは日本のビットコインの取引量の多さがグラフ化されていますね!
(画像がブレブレなのはwおいといてください・・・w)
ただここでは「日本は利益は別の国に流れていることが多い」と指摘もされていました。
ベトナムでは自国の利益にしていける仕組みにするとも話されていました(*´꒳`*)
そしてこのセッションでは法規制について「ブロックチェーンの法整備は規制ではない、安全を担保するための決まりごと。」と表現されていました。
日本は世界と比べてもKYCの導入なども早く、法律や税制についても整備が早くまさに「暗号通貨先進国」と読んでもいいのではないかと感じました!
日本が「規制」ではなく「安全を担保する決まりごと」の模範として仕組みを確立していくことで世界をリードして行けたら嬉しいなと個人的には感じました( *`ω´)
ディスカション:IOTとブロックチェーン
そもそもIOTとは「もののインターネット」と呼ばれており、こちらもブロックチェーン同様比較的新しい言葉ですが最近はよく聞くようになったり、本が出ていたりもしますよね!
このIOTとブロックチェーンがどう関わっていくのかということについてディスカッションがかわされていました。
多くの企業がIOTを導入して成功しています。Eコマースにおいては特に成功していますね。
まずブロックチェーンとIOTのを繋げるには非常にたくさんのデータが必要になり、セキュリティーが大切であり、エコシステムでは繋がりが大切である。データはとてもクリティカルであるとも言われていました。
IOTのデータはブロックチェーンの中にはいれられないとも指摘がありました。
さらに、今はスマートコントラクトの中に組み込むと10年間キープされるが、技術は常に進んでいるのでそこをどうするのかという課題も挙げられていました。
率直な私の感想でいうとまだ課題の方が多くて現実的ではないのではないかぁと感じました。
しかし他のテクノロジーとの互換性を高めていくことは、ブロックチェーンが発展していく一つのキーワードにはなっていると思うので、特にIOTやAIなど今後のキーワードとなってくるものとは、うまくタイアップできればまた違った業種業界等のイノベーションもはかれるのではないかなとも思いました!
個人的に気になったICO案件
「Lina.reviewはブロックチェーンのレビューと評価のための世界初のプラットフォームあり、ブロックチェーンの不変性を利用して最高の透明性を実現しています。」
Lina.reviewはウェブサイトではなくブロックチェーンをベースにしたプラットフォームです。参加者のコミュニティを開発して自分のビジネスを管理するためのレビューシステムを構築することができるそうです!
「接続された世界のためのパスポート」
KYCに特化したICOですね!個人が新しい商品やサービスにアクセスするたびに身元確認が必要になるのは、コスト、安全面でデメリットであると考えられます。
これを解消するために開発されているのですね(๑╹ω╹๑ )
KYCは最近韓国の取引所でも必須項目としていれられており、今後も各国が必須項目として取り入れられるだろうなと予想ができます。その動きの中でグローバルかつ効率的にKYCが行えたらとてもよいですよね!
話を聞いて感じたこと
ブロックチェーンの認知度はあがってきている。
そして確実に必要不可欠な技術となっていく。
しかしそれをどう世の中に組み込んでいくかというつまり「規制」や「法整備」などの問題になってきているのかなと感じました。また「分散型の社会」を目指しているブロックチェーンではありますが「中央集権的になっている」という一面も見えてきておりここのバランスも考えていく必要があるのかなと感じました。
なによりスピードが早いこの業界です。
つねにアンテナを貼って今後も情報を取っていきたいと思います!
ぐっばい٩( ᐛ )و
こんばんは!
アイロムの記事から飛んできました。
ベトナム編の投稿とっても読み応えありました〜〜。とっても有力な情報ありがとうございました!
海外のカンファレンスに赴くアグレッシブさに脱帽です。
これからも記事楽しみにしています
コメントありがとうございます!
これからも積極的に足を使ってw情報をとっていこうと思うので、宜しくお願いしますo(`ω´ )o