こんにちは白井です( ^ω^ )
11月17日に恵比寿で開催されたJ-CPACに参加してきました。
CPAC(保守政治活動協議会)とは、1973年に保守派の小グループが未来の政治構想を語るため創設した保守派の政治組織であり、その運動の事です。毎年、ワシントンDCで恒例のイベントが開催され、保守派の政治家、ロビー活動家、および政治献金者らが結集して政治の議題について論議するため招集されます。
それの日本版が今回開催されたということですね。
その中のセッションで
「ブロックチェーンが導く新しい通貨と未来」
こちらのセッションのレポート記事を書きたいと思います!
OKWAVE 松田元さん講演
初めはOKWAVEの松田元さんからの話を聞けました〜( ^ω^ )
OKWABEは皆さんもご存知の通り世界最大級のQAサイトですね!
登録者7千万人、4700万件のデータがあるそうです。
ミッション、主な事業内容
多言語コンタクトセンターについては、オフラインでも外国人が困らないような対応ができるようにしようという取り組みを行っているそうです。
チャットボットは、私たちもよく知っている、みずほ銀行の中にもあるそうです!質問をするとロボットが答えてくれるそうです。OKWAVEのデータ蓄積のノウハウとテクノロジーを掛け合わせたからこそ可能としているものですね。
オウケイウェイヴの強み
OKWAVEは「本当に困っているユーザーに的確に答えを」と思っています。なので広告やアフィリをやらず使ってくれる企業さんを顧客としています。
抱えていた問題としてはユーザーは「GOOD」のみで、具体的なインセンティブを返せていませんでした。インセンティブを返す方法として、株価をあげていく、というのも一つの考え方かと思いますが、プロフィットがなく株価も上がりずらいという現状があったそうです。
提携企業
皆さんも知っているような大企業がずらりと並んでいますね!
営業実績
フィンテック事業を導入してから、営業利益も上がったそうです!
ではこのインセンティブをどうユーザーに還元していくのか。ここでブロックチェーン技術を用いた、仮想通貨を使っていこうという事ですね!
簡単に言うといいことをすると、コインがもらえるという仕組みをつくっていこうという事です。いかに周りに感謝されるかという事が、評価され、コインが付与されるようにしていきます。
Thor’s Hammer
そこで、Thor’s Hammerを作ったそうです。いいことをするとOKチップが付与されていく仕組みだそうです。
『トゥールハンマー』はサイドチェーンと呼ばれる複数のブロックチェーン同士を結合させる機能と、OKAVE開発のAI「KONAN」を組み合わせ、よりセキュアな認証とマイニングのコストと時間の縮小とを図っています。
そしてこのプラットフォーム上では、いいことをすると「OKチップ」が付与されていく仕組みだそうです。
そしてこのOKチップと既に、BIT-Zに上場している「WWB」。
これを掛け合わせて、独自の経済圏を作っていくということでした。
付与されたコインを使う事で、チケットが取れたり、サービスが買えたりしていく・・・
これが感謝経済圏ということですね^ ^
OK Blockchain Centre
マレーシアにあるBlockchainCentreには80人ほどのメンバーがいるそうです。
UTMというトップの大学と提携して卒業生が働けるような環境を整えて、マレーシア政府も応援したい!となるような流れを作っているそうです。
国をあげて応援してもらえるような仕組みづくりをされているということですね( ^ω^ )
文化が違うと食べ物や言語など、違いで争いが起こりますよね。そんな中でCentralizeやEmpowermentが求められてきますが、違いを尊重しながら共感とリスペクトをしていけるようにしたいと言うことでした。
例えばBlockchainCentreのあるマレーシアで言えばムスリム、シャリーアという文化があります。
こういった文化の違いと言うところにも感謝経済圏やテクノロジーを通じて、進出していきたいと言うことでした。
この根底の考え方としては、各国のそれぞれのよさがあり、相対的な評価をしていくことが必要だと言うことですね。ブロックチェーンという技術を通して、それぞれのエコシステムを作って行けるようにしていけるようにしていくことで、文化も国境も超えた「いい人が豊かになっていく」という仕組みづくりができたら良いなということでした。
元米国造弊局長 エモンド・モイさんの講演
主にブロックチェーの基礎と、お金の考え方について説明していただきました。
基本的なブロックチェーン(ビットコイン)の仕組みから、今後の仮想通貨業界の展望の話までしていただけました。
政府が牛耳っている、専有権を持っている、お金を発行するというところに挑戦する
政府はどうお金が動くかを見ています。
中国ではお金を動かすのが違法になっており、ベネズエラでも同じです。送金したいけど政府がコンピュータを管理しているので海外にお金が出ないようにということができますね。
民間の通貨である仮想通貨にはこれがないというところが特徴です。
お金というと、硬貨を多い浮かべるが、そうではないありません。
初めは、欲しいものは物々交換していました。そこから金に移っていくのですが、最初は金の量を測って交換していたようですが、紀元前700年前にはじめての金貨が見つかっています。これが今の「お金=貨幣」の概念の始まりですね。政府が金の力を利用して、力をつけていき、今の貨幣経済があるのです。
仮想通貨は政府からお金をとりもどして、使い方は人々に委ねるということになるのです。
今後の仮想通貨の展望
考えられる仮想通貨の未来をいくつか話してくださいました。
❶通貨は共存していく
コンテンツは常に移り変わっています。オペラ、映画、テレビ、どんどん進化して新しいコンテンツも増えていきました。新しいものが出てきたときは古いものは消えてしまうのでは・・・?と、何度も懸念されてきましたが、共存しています。このように仮想通貨も共存していくのではないかということでした。
❷政府の規制や監視が強まっていく。
有名なMTGOXでの事件があったように、仮想通貨の問題点も多くありますので、政府は規制や監視を強めていくのでは・・。ということでした。
❸フィアットカレンシーが機能しないところで、クリプトは使われている。
キャッシュレスなどが進む自国の通貨に信用のない国で需要は実際に高まっているので、この動きも強まっていくのではと期待できますね。
❹夢にも思わない使われ方をしていくのでは。
ICOもSTOも2年前はだれもやっていませんでした。私たちの想像を超える変化をここ何年かでもしてきていますよね。有用性のある使い方を利用しながら生まれて、探されていくのではないでしょうか。
現時点では明確な方向性は見えていないと思います。FiatCurrency(法定通貨)とCryptoCurrency(暗号通貨)は競合しながら成長していき新しい最適な形が生まれていくとよいですね。
衆議院議員 竹本直一さんの講演
政府の方が「仮想通貨」をどう考えているのか・・・というのは気になりますよね!
仮想通貨については色々事件がありました。最初は国が作った固定通貨ではないからほっとけ・・・だったそうですがそうもいかないので金融庁が動き出してきましたね。
今後どのように通貨が使われていくのかというところも含め、国会議員も役所に任せておけない!動かなきゃ!といった感じのようです。
現在日本ではイメージの問題もあって、仮想通貨というだけでだめという人は多いです。しかし、使えるものか判断して使えるものは使っていくのが大切だと考えているそうです。
フィリピンの副大統領候補の方で、ボンボン・マルコスさんという方がいるそうですが、フィリピンは出稼ぎ労働者が多いく、送金手数料ですごくお金がかかっているそうです。このためにクリプトを送金に!と彼はいっているようで、このように前向きに捉えている国と政府も多いのではないでしょうか。
さらに仮想通貨と言えば、ボラティリティが激しいことから仮想通貨で膨大な損益がでたという声がありますよね。
しかしこれは、ゴルフの会員権と同じではないかとおっしゃっていました。流行した時には値段が一気に上がった時がこともあり、その時と同じような状況なのではないかということです。
つまり、活用できる分野では活用して、ダメなところはとこは規制していくことが大切ということですよね。
国の方針としても、使えるものは使おうと思っているという解釈でよいとおっしゃっていました。
これは私的にも前向きな意見であると捉えられるので、今後の仮想通貨の未来にも注目ですよね♬
まとめ
今回1日通して、トランプ政権のことや朝鮮半島の平和ということも学んできましたが、今の仮想通貨や仮想通貨市場は自由経済やグローバル社会に向けて、大切なキーコンテンツであるのだなと感じました。
可能性は無限大であると思うので、今後も仮想通貨市場を応援していきたいなと思います♬