コインチェックで扱い中止された「匿名通貨」って( ´Д`)!?

こんにちは!!

最近何かと世間を騒がせているコインチェックでまたニュースがでましたね!!

コインチェック、匿名通貨扱い中止=3種類、資金洗浄を懸念

コインチェックが金融庁の「登録事業者」でない理由として、この匿名通貨の取り扱いがあることが理由の一つとして挙げられていたりもしましたね( ;∀;)

ではそんな金融庁の判断基準の一つともなる匿名通貨とは何かというのを掘り下げていきたいと思います〜o(`ω´ )o

 

そもそも匿名通貨とは

匿名通貨とはその名の通り、仮想通貨の中でも匿名性の高い通貨のことを指します。

ビットコインを代表とする「仮想通貨」に使われており、代表される技術はブロックチェーンですよね!

ブロックチェーンの特徴としては、送受信のアドレスを含めた取引記録を残すことで、どのアドレス間でどういった取引があったのかを誰でも確認することができます。

この技術によって取引記録の書き換えや、改ざん防ぎ、仮想通貨の安全性が担保できているわけですね!

しかし、逆を言えば誰でも個人の取引を閲覧することができるので、アドレスと個人が結び付けられた場合は個人の取引を全て誰でも確認できるということになってしまうのです( ;∀;)

オンライン上で丸裸の刑ですね。w

そんな中でプライバシー保護の観点から開発されたのが、匿名通貨と呼ばれる通貨たちなのです!

匿名通貨を利用することで個人の情報を守りながら、送金することを可能としたのですね( *`ω´)

匿名通貨のリスクとは

「プライバシーの保護」の観点としてはプラスな要素を含む匿名通貨ですが。

リスクについても、広く言及されています。

一番強く言われているのは違法取引やマネーロンダリングへの利用の懸念です。

仮想通貨は、送金の匿名性や銀行など政府機関を介さずに、ボーダーレスで資金を送ることができるという利便性が注目されて世の中に広まって来ました。

しかし、それと同時に機関の仲介や国境がないことや、匿名性が高いことからマネーロンダリングも指摘されて来ました。上記でも記載した通り、取引履歴については改ざんができないので、アドレスと個人が結び付けば全て見えるようになるのですが、ここでさらに匿名通貨を利用した場合は個人とアドレスが結びつくことはなくなるので、個人の取引履歴は終えなくなってしまうのです。

この仕組みでマネーロンダリングが指摘されているのですね( ; ; )

匿名通貨の種類と特徴

匿名通貨と一口で言ってもそれぞれの通貨の「匿名性」の技術は違います。

今回はコインチェックで取り扱いがなくなると話題になった3銘柄を紹介したいと思います!

 

Monero(モネロ)

 

 

 

略号はXMR。20144月に公開されました。

アルゴリズム「CryptoNight

CryptoNightというは匿名性に特化したアルゴリズムを利用して、「リング署名」という技術を使っています。

リング署名とは、グループの一員なら誰でも署名が可能で、検証者に対して匿名性が保証できるデジタル署名の一種です。リング署名で署名されたメッセージは、承認は特定のグループの誰かにされますが、署名者同士を区別することはできないようになっています。

ワンタイムアドレス

モネロのアドレスは「閲覧用」と「送金用」の二つの秘密鍵からできています。

なので非常に長いアドレスです٩( ᐛ )و
アドレスはマスターキーのような役割を果たし、送金を行うたびに、マスターキーがランダムなワンタイムアドレスを生成します。

この二つの技術を利用してワンタイムリング署名が行われ、ミキシング(混合)とワンタイムキーを組み合わせることにより取引が追跡不可能となります。

 

DASH(ダッシュコイン)

なんとダッシュ(DASH)は2015年に名前を変えています。

その前はダークコイン(Darkcoin)という名前だったそうです( ; ; )コワイw

コインミキシング

ユーザーがビットコインを利用すると、その取引はランダムで選ばれた同時期のほかのユーザーの取引と混ぜ合わされ、取引の入金先と出金先の紐づけを断ち、履歴を外部から確認することができなくなっています。

Zcash(ジーキャッシュ)

 

ゼロ知識証明

ゼロ知識証明とはブッロクチェーンのようにオープンなネットワーク上でプライバシーにかかわる重要な情報を隠したまま取引ができるものです。

私たちが日常に使うパスワードなどでも利用されているものです。

ブロックチェーンではアドレス(送受信者)や送金金額などを非公開の状態で、正当性をもったトランザクションができます。

ZCashは、匿名トランザクションの送り主が質問方式を使い、質問を何回も試行回数をこなすことで偶然をなくし確率上で限りなくにして、トランザクションの正当性についてクリアすることでネットワークの安全性が担保されているのです!

 

3通貨について・・・

3通貨を比較してみて、一口に「匿名」といっても様々な技術が利用されていることがわかりますね!

確かにこの技術を用いれば、入口と出口がわからないのでマネーロンダリングをしやすくなってしまいますよね( ; ; )

アヤ個人の意見としては、通貨としては利用して行く中で難しいものがありますが、「ブロックチェーンと掛け合わせた匿名技術」として他の分野へ応用できればまた面白いのかなと思います!

探していたら

個人データを匿名加工情報として利用するにはどうすればよいか

こんな要望もあったりするので、社会において「匿名性」が求められる分野や情報もあるのかなと思いますので、応用できたら面白いのではないかな〜と思いましたo(`ω´ )o

匿名通貨の今後

仮想通貨はネットで繋がっていて簡単に国境を越えられます。

最近ではG20でも仮想通貨については議論されて世界的な対応を検討しているところだと思います。

しかし仮想通貨はインターネットがある限り(ノードがある限り)止められません。

もし匿名通貨を利用したマネーロンダリングの事例が多発し、規制が入ってしまったら、開発者やノード立ててる人を逮捕、罰則という事も考えられます。

正しく利用していける、利用者保護を観点とした社会の仕組みの確立が求められていきますね。

 

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