こんにちは白井です^ ^
最近では法人を香港に作ったり、香港でビジネス活動をする人が多くなってきた気がします!
私も今月に参加してきたカンファレンスは香港だったのですが、高級ホテルなども多く、経済が潤ってるのを肌で体感してきました(*´꒳`*)w
今回はそんな香港の現状や、仮想通貨と香港の税制などの相性はどうなのかなどを掘り下げて行きたいなぁと思います(๑╹ω╹๑ )
香港の税制について
香港はなんといっても雑所得ゼロ。そしてキャピタルゲインに関しても税金ゼロという投資家にはありがたい税制の国です!
なので仮想通貨で儲けても税金は0円!なのです。
また、銀行口座を普通に開くだけで、その中にインベストメントアカウントというものをつくれて、ネットバンキングで簡単に投資(株やFXなど)が利用できるようになっています。
日本ではそれぞれ証券会社などをさらに開いたりなど手間も多く、初心者からすると投資を始めるだけでも一苦労だし、敷居の高いものになっている気がします( ; ; )
香港では投資に関して前向きな姿勢と、普及するような仕組みと制度が整っていることがわかりますね。
さらに法人税に関しても、日本は約33%ですが、香港は約16.5%。
なんと日本の約半分!この差は大きいですね。海外にでる企業の方が多いのも納得です。
さらに所得税は15%が標準で17%がマックス。控除枠が多く、様々な細かい要件はありますが、4人で生活してたら月12万の控除を受けられることもあるそうです。600万の世帯収入だったら税金ゼロになることもあるそうです。おそるべし。
日本との関係
日本とは租税条約が結ばれており、かつ香港と日本はAEOIの加盟国でもあるので、基本的に香港で日本人が口座を香港で持ったら、情報は日本に筒抜けです。
租税条約とは
国と国を結ぶ条約。口座に5千万以上あったら、日本に申告しなくてはならないというものです。
AEOIとは
簡単にいうと加盟国は口座情報を共有しましょうというもの。金額は関係なく口座に1円でもはいっていれば、自動的に報告される。
なので確定申告などの際には気をつけたいですね!
ちなみに、日本ではドルを扱うには別にドル口座を開設するひつようがありますが、香港にはマルチカレンシー口座というものがあり、米ドルやオーストラリアドルなどの通貨に簡単にエクスチェンジできます。ATMでは香港ドルでしかおろせませんが、窓口にいけば、それぞれの国の通貨でおろせます。
こういった配慮も経済活動を活発にする一つの要因ですね!
香港ドルについて
香港ドルは米ドルとペッグしています。
香港は外需国ですので、貿易の際に価格のずれがおきないようにですね。
そして日本は日本銀行のみが日本円を発行していますが、香港は発券銀行がHSBC、中国銀行、Standard Charterd Bankと3つあります!中央銀行がないのですね。
ちなみに日本にもHSBCはあったのですが、撤退しています。他の大きめの香港の銀行も日本からは撤退しています。日本でお客さんを抱えても利益にならないのかなと思いますね( ; ; )
香港のファンドは複利で運用ができる
HSBCなど香港ファンドは複利で運用ができます。
複利とは利子にもまた利子がつくこと。
例えば100万円に利子が1年で5%つくとして複利で運用するとしたら、1年後には元金100万➕利子5万円になります。2年目はこの105万円の5%の52,500円が利子となります。これを繰り返していくので利子は毎年増えていきます。効率的にお金が増やせますよね!長い期間でみるほど、複利の効果は非常に大きいです。さらに香港の銀行数は日本の5倍あるので、自分に合った商品を選べそうですね!
日本は基本的に短利です( ; ; )
日本の預金の口座に1年に2回ほど入金のある手数料にも、毎回税金がかかっていますよね。
仮想通貨場外取引所Genesis Block
香港初の仮想通貨場外取引所「ジェネシス・ブロック(Genesis Block)」という場所があります!
市場で流通する1,000種類余りに上る仮想通貨を取り扱い、少額の仮想通貨を現金で売買する専用マシンも設置し、24時間開放されています!
日本にもこういった場所があったら面白いですよね(*´꒳`*)
まとめ
香港と比べると日本は内需国であるので、税金も高く投資に対しても敷居が高いのかなと感じました。
それぞれ国の特性や目指している姿、文化や経済は違うのでどちらの方がいいかとは一口には言えませんが、良いとことは取り込んだり金融商品は海外も含めて比較検討して選んでいけると良いなと感じました^ ^