こんにちは白井でございます( ´∀`)
市場も比較的落ち着いてきておりチャートをみてぴ〜ぎゃ〜言う日々も少しずつ減ってきました( ˊ̱˂˃ˋ̱ )ww
そんな中悲しいニュースがでましたね・・・
韓国の大学生、仮想通貨投資に失敗し自殺、一時は10倍に高騰も―中国メディア
韓国の大学生が仮想通貨投資に失敗し自殺というニュースです。
本当に仮想通貨のみが原因かといったら、わからないところもあると思いますし、もちろん仮想通自体問題があるというわけではないですが、一つのきっかけとなってこのような事が起きてしまったのは事実ですね・・・。
では現状の韓国の暗号通貨市場がどうなっているのでしょうか。
掘り下げていきたいと思います!
過熱する韓国の暗号通貨市場
韓国の暗号通貨市場は他国の市場より高値となっています。
昨年のチャートです。
最大では51%のプレミアム価格がついていたそうです!
他国市場より高値になることを「キムチプレミアム」と呼ばれていました!
しかし2018年2月。暗号通貨市場全体の市場が冷え込んでいたこともありますが、1月高値の3分の1にまで暴落しました。
そしてウォン建てのビットコイン価格が国際相場を下回ったことで、「逆キムチプレミアム現象」がおこりましたね( ;∀;)
CoinMarketCapでは一時期韓国価格が外されました
昨年度韓国の投機熱がピークだった際にはCoinMarketCapからも外されましたね><
Cryptocurrency Market Capitalizations
This morning we excluded some Korean exchanges in price calculations due to the extreme divergence in prices from the rest of the world and limited arbitrage opportunity. We are working on better tools to provide users with the averages that are most relevant to them.
— CoinMarketCap (@CoinMarketCap) January 8, 2018
「今朝は、世界の残りの部分からの価格の極端な乖離と限られた裁定の機会のために価格の計算でいくつかの韓国の交流を除外しました。 我々は、それらに最も関連している平均をユーザーに提供するためのより良いツールに取り組んでいます。」
これによって一気に時価総額が下がりましたね><
外すことが正しいのかといったら微妙なところですが・・・それだけ乖離があったのですね( ;∀;)
韓国市場は若者が多い
そして韓国市場の特徴の一つとして若者が市場の多くを締めているということです!
20代30代の若者が全体の6割りを締めているそうです。
私もそうですが、暗号通貨から投資の世界に入ってきた若者も多く、投資自体へのリテラシーの低さが騒がれている中で、自己資産のポートフォリオが暗号通貨に大きくよっていた人は多かったのではないでしょうか( ; ; )
2017年の12月にアメリカのCBOEがビットコインを初めるというニュースが流れた際に、アメリカでは借金をしたり車を売ったりしてビットコインを購入する人が続出しているというニュースも同時に見ました。
このように世界的な流行となった暗号通貨に、過熱しすぎてしまったのではないかと感じるところはありますし、また、それが若者であり資産の大半を締めていた場合の打撃は大きいものなのだなと感じます。
韓国市場の規制
プレミアム価格に暗雲がたちこめたのは2018年1月のこのニュース。
「[ソウル 11日 ロイター] – 韓国の朴相基(パク・サンギ)法相は11日、仮想通貨の取引所取引を禁止する法案を法務省が準備していることを明らかにした。」
もともとどこの国でもそうですが、暗号通貨にはマネーロンダリングの懸念があります。これについてついに対策を打ってきたという感じですね・・・。
今までも様々な「規制」のニュースはありましたが、「禁止」というニュースはなかったのでこのニュースに価格も一気に反応して下落していきました。
ウォンに出金した人も多かったのではないかと思います( ; ; )
現在はどうなったのか
結局禁止ではなく規制となりました。
「実名確認入出金サービス」という、日本では既に当たり前となっている「本人確認」を必須として利用していくということになり現在、では通常通り韓国の取引所も動いています。
ただ、韓国の友人に聞いたところ法人の口座についてはまだウォンの入出金ができないようです。(個人の口座は問題なく使えているようです)
現在は他国との価格の乖離も低くなっています。
現在は暗号通貨自体で決済をしたり、サービスを利用できるところは少ないので、何かを購入したり、利用する権利として支払いをするには、フィアットにして手元に出せて初めて「お金」という価値を発揮すると思うので、その手段となる取引所の対応でフィアットの出金に規制がかかっているというのは価格を下げるのに十分な理由となるのかなと思いました。
今後は・・・
今後も規制は各国で強まっていくと思います。
しかしこれはマイナスではなく、規制が強まっていくということは国として暗号通貨の受け入れ態勢を作っていると言うことだとも思うのでプラスに捉えていいとおもいます!
今後もニュースをとっていきながら、暗号通貨が現代に必要不可欠なものになるようにみまもっていきたいですね( *`ω´)